きとう歯科医院の考え Part3

最近思うことがあります。

それは


この患者さんはどーしてこんなに歯が悪くなるまでほっといて今になって
歯医者に来るのだろー?」
「こんな状態でまともに食事できないのに楽しいのだろうか?」
「どーしてもっと歯を大切にしないのだろー?」

という疑問を多くの歯医者が持っているはずです。
これにたいする歯科業界の答えは簡単明瞭。

それは


「患者のデンタルIQが低いからだ」
(患者さんがあまり歯に興味を持っていないからだ)

という答えです。そして私の仕事は「なんとかして患者のデンタルIQを高めよう」
今まで私はずーとそう思っていました。そしてその先を考えたことはありませんでした。その答えはここにありました。(昨年行なったアンケート結果の「歯医者のイメージ」のなかに)
そーなんです。
誰も自分の歯が悪くなったり削られることを望んでいる人などいないことを!

「さんざん悪くなってから歯医者に来てもうまく治せない」
「こんなにほっとく人が悪い」
などと患者さんがあたかも悪いようなことを考えていました。

しかし


患者さんにこのような考えを植え付けた本当の悪いやつは
そう
私であることを!!!

「痛い」「怖い」「冷たい」と思われるようなことをしておいて
「何でここまでほっとくの?」なんてのんきなことを考えていたのは。
今日から
改めます!!