「予防歯科のお部屋」へようこそ
ここでは虫歯の予防について「きとう歯科医院」のスタッフみんなの考えを書いてみたいと思います。
昔から「歯は痛くなったら歯医者へ行く」と言うのが常識?だったように思います。
しかし少し進歩した考え方だと
「歯は痛くなってから歯医者へ行くのでは遅すぎる」だから「痛くなる前にちゃんと歯医者さんで見てもらう」
となると
「おーっ!なかなか進んだ考えですねー」
となります。しかし、わたしたち「きとう歯科医院」のスタッフの考えは違います。
「虫歯になる前にきとう歯科医院に来てください!」
「虫歯になりたくない」と強く思っていればいるほどその予防効果は大きくなります。
「でっ、どんなことをしてくれるんですか?」
と言うことになります。そのお話を今からさせてください。
「スマイルパーティー」と呼んでください
このパーティーは「虫歯ゼロ」「歯周病撲滅」を目指すみなさんのグループ名です
もちろん入会は無料です
「虫歯ゼロ」に関心のある方、「歯周病撲滅」に関心のある方ならばどなたでも入会できます。
虫歯予防、歯周病撲滅に関する情報の定期的な提供
各個人にあった予防のためのプログラム作成(唾液検査、歯周病菌の検査は一部有料になります)
定期的な当院でのチェックなどが必要となってきます。
したがってみなさんにも課せられる課題があるわけです
お家でのご自身によるケアー「ホームケアー」と定期的な検診「プロフェッショナルケアー」
を両立させて一生自分の歯で健康に暮らせることを提案して行きたいと思います。
「スマイルパーティー」ではそれぞれの年齢に応じて3つのグループがあります。
小学生までの子供たちが対象です。
6歳での虫歯の数を4本以内を目標にします。
そのためには次のことが必要となってきます。
@3ヶ月検診(虫歯検査とフッ素塗布)
Aお母さんに仕上げ磨きのテクニックを習得してもらいます。
Bフッ素、キシリトールのご家庭での利用。
C6歳臼歯への予防的充填シーラントの活用。
中学生が対象です。
15歳までの虫歯を4本以内を目標にします。
この時期は子供の歯から大人の歯へとダイナミックに変化していく大切な時期になります。
子供の歯から大人の歯へのバトンタッチをうまく行えるようにするとともに、子供たちのブラッシングテクニック
が上達するように私たちが徹底的に教えてあげます。覚悟するように!(冗談)
@3ヶ月から6ヶ月の定期健診。(虫歯検査とフッ素塗布)
A子供たちが確実にブラッシングを行えるように指導していきます。
Bフッ素、キシリトールのご家庭での利用。
C必要に応じて唾液の質を検査して虫歯になりやすいかどうかをチェックする。(この検査は3000円程かかります)
「大人の方の自分自身による、自分自身のための、お口のケアー」
20歳成人でカリエスフリー(虫歯がない状態)90%以上、歯周病のない状態を実現する
新たなう蝕・歯周病の発症をコントロールし、70歳時の平均欠損歯数を5歯以下にする
これを実現するために集まった人々の願いがかなうように私たちが少しでもお手伝いできたら幸せです。
私たちも長い間生きてくると体のいろいろな場所が変化していきます。
お口の中の細菌の種類も変化していきます。
特に歯周病を引き起こす細菌が大人になると増えてくるといわれています。
そーなんです。「新たなる敵の出現です」
しかし、ご安心ください。的確な診断とみなさまの「一生自分の歯で健康に暮らしたい」と言う気持ちさえあれば
大丈夫です。そのお気持ちを第一に考え、私たちがそのお手伝いをさせていただきます。
しかし次のことが実現に向けて重要なことと考えます。
@6ヶ月の定期検診(虫歯検査、歯周病検査、歯石除去、歯面清掃、フッ素塗布)
A毎日のご家庭でのブラッシング状態を検査して、歯科衛生士によるブラッシング指導と
ブラッシング改善指導。
B唾液緩衝能試験、唾液量検査、ストレプトコッカスミュータンス菌検査等あらゆる角度から口の中の環境を検査し
てその改善をするためのプログラムを作り私たちと一緒にがんばる。
Cフッ素、キシリトールのご家庭での使用。